食べさせられ放題

友達の家に着くと、畑の手入れに友達のお母さん、お母さんの友達が来ていて、ちょうど昼食が済んで片づけ始めたところ。

 

おちゃぶ台には手作りの甘酒、畑でとれた白菜の漬物、大根の葉っぱの炒め物、食べかけのくりかぼちゃコロッケ、もらい物のみかん、よく分かんないけど誰かが誰かにくれたお菓子、ネスカフェのコーヒー瓶に入ったホウセンカの焼酎漬け(これは塗り薬、いつももらってる)、あれやこれや。

 

「ひろちゃん、ちょっとこれ食べるー?」

甘酒を温め直してもらって、作りたてのおにぎりを「ほい」と手渡されて、タッパーの蓋をお皿に、なんだか嬉しい残りもの食べさせられ放題だった。

 

雑然としたおちゃぶ台の上

日常の何気なさに

精妙な美しさと豊かさがある

 

私たちは日々、何を食べ、何を食べずにいるか。

そして、どう食べているか。