からだのなまえ

最近、知り合いの間で弓道のことが話題にあがりました。

かつて弓道をしていたので、当時のことがふと思い返されます。

 

矢が手から離れるほんの一瞬に「ああ、これ当たるよね」と分かって、矢が逆再生テープみたいに的に吸い込まれて戻っていく、あの感覚。

そんなふうに感じられるときは、めったにないんだけど、あの感覚が甘美さをもって体のどこかに記憶されているような気がします。

 

というと、ものすんごい射手みたいですが、道場の煩わしい人間関係やあれこれに道場から足が遠のき、道具も手放してしまった、へなちょこ初段です。

 

 

ときおり、弓道をしていた時に見聞きしたこと、とくに体のさばき方について考えたり、「からだをあらわすことば」について考えを巡らせます。

「丹田」や「手の内」「物見」「澄まし」などなど。面白いことばがいっぱい。

 

そして最近、すんごく気になるのが「ひかがみ」。膝の裏側のことです。

あと、「おとがい」も気になる。下あごの先。

 

そこに名前がついていること、その部位を呼ぶことには何かしらの意味や作用があるはず。

体のちえがたくさん埋め込まれていそうです。

 

日々の暮らしのなかで、体のそこをどう使っているか、しばらく観察してみようと思います。