
一カ月前になりますが…。
中学生と地域住民が一緒に行う地域交流ボランティア活動として「外来植物」の駆除作業に出かけました。
見帰地区のバイパス下の土手は、一面に黄色い花が咲いて、思わず「わー♡きれい」とうっとり。ところがなんと、これが駆除すべき外来植物とは…。
あまりの多さに一瞬ひるみましたが、「よーし!」と意気込んで、土手に入りました。足元が安定しない土手で、種が落ちないように1本ずつ根っこから抜いていく。まもなく集中力が切れてきて、周りを見回すと…。
「町では行き会わんけど、こんなとこで行き会ったね」と久しぶりに顔を合わせて笑いあうボランティアの方
「あー、○○くん。中学一年生になって元気にやってるねぇ」と小学生時代を知る子の姿を見つけたボランティアご夫婦の安堵のつぶやき
運ばれてくる引き抜かれた外来植物を黒いごみ袋に黙々と入れる子
子どもたちに声をかけながら現場を歩き回っている先生
お天気の良い昼下がりの外出の心地よさに、喜びの声を上げる子
軍手についた種やごみを黙々と取っている子
植物を駆除しながら昨夜やったゲームのキャラクターについて、思いつくままに語り合う二人組
ひとしきりゲーム談義が終わると、ふと目をやった先に、ひとりで黙々と作業をしているボランティアの方を見つけて手伝いに駆け寄っていった。
そして、あっという間に土手から外来植物の姿が消えた…。
「中学生の力強さ」と上松の「なんとなくの実力」を目の当たりにしたような気がします。
そして、外来植物にも「ありがとう」と言いたくなりました。
