伝わるもの

 

台風19号により被災されたみなさまへ、心からのお見舞いを申しあげます。

 

過日、土砂災害対策とその課題についての講演を拝聴しました。

 

土砂災害の貴重な動画や、災害の歴史と制度の変遷に関する資料、土砂災害の発生メカニズムの説明などからも、自然災害への心積もりや準備の必要性をひしと感じましたが、

なにより、長年土砂災害の対応に関わって来られた講師の方のお話は穏やかな声の中に迫力を感じました。

 

懇親の場で講師の方とお話しさせていただいたとき、

亡くなった被災者の方への贖罪の念を胸にお仕事をされていると語られた講師の方の握手の手は

とてもやわらかでした。

 

台風19号で千曲川の堤防が深夜に決壊した際に、

消防団員の方の打ち鳴らした半鐘の音で避難を決心した方が多かったと報道で耳にしました。

不安の真中にあった人々の心を動かした半鐘の音には、

打ち鳴らす消防団員の方々の必死な思いも含まれていたのかもしれません。

 

 

防災対策がシステム化される中で、避難勧告等にも録音音声やデジタル音声が使われているけれど。

 

生の人の声や自然の音に包含される、言葉以外の 様々な情報の存在と重要性 を感じました。